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2023年11月9日(木)

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京都芸術大学にて、1970-80年代の日本のファッションをふりかえるトークイヴェントシリーズを開催!

学校法人瓜生山学園 京都芸術大学(京都市左京区、学長:𠮷川 左紀子)は、学内人間館B1 映像ホールにて、トークイヴェントシリーズ「日本のファッション文化のアーカイヴ化にむけて-1970-80年代の日本のファッションをふりかえる」全3回(主催:京都芸術大学特別制作研究助成事業 京都芸術大学芸術教養センター、協力:京都芸術大学資格支援センター)を実施いたします。

若者たちがファッションの主役となり、さまざまな自由で新しいクリエーションが創出された1970-80年代、日本では多様で個性豊かなファッション文化が花開きました。
本トークイヴェントシリーズは、その輝かしい時代に焦点を当て、日本のファッション界で中心的役割を果たしたデザイナーや関係者を招き、当時の状況についてお話をしていただきます。これまでほとんど活字にされてこなかった1970-80年代の日本のファッション文化について、当事者による語りをとおして追体験をすることで、日本のファッション文化に関する知識を深め、今後の私たちの装いの文化を考える機会となれば幸いです。

1) 装いの文化を展示するー1970-90年代のマネキンや展示空間

登壇者: 大野木啓人(瓜生山学園常務理事 京都芸術大学教授)/古川幹雄(株式会社七彩 アートディレクター)
日時:2023年11月18日(土)14:00-16:00  ※受付開始は開催時刻の30分前

大野木啓人
京都市立芸術大学彫刻科卒業。1972年からディスプレイの仕事を中心に立体造形を担当。1983年三宅一生『ボディワークス』で人形製作を担当。以降、ファッションデザイナーと組み、多くの新しいマネキンを発表。主な参加作品として三宅一生『ハート展』、『AUN展』、毛利臣男『毛利の服』、川久保玲『THREE WOMAN展』など。また、国立民族学博物館『赤道アフリカの仮面展』、『ラテンアフリカの音楽と楽器展』や『KENZO展』、『現代のジャワ更紗展』など、美術館の企画展でアートディレクションや会場構成なども手がける。

古川幹雄
京都精華大学美術学部立体造形コース卒業。1986年(株)七彩入社、特注造形物・特注マネキンの製作を担当。その後、美術館・博物館の企画展で会場構成、アートディレクションを担当している。

2) 1970−80年代の日本のファッションーファッションデザイナーの視点から

登壇者:コシノヒロコ(ファッションデザイナー・アーティスト)
聞き手:本橋弥生(京都芸術大学教授)
日時:2023年12月9日(土)14:00-16:00 ※受付開始は開催時刻の30分前

コシノヒロコ
文化服装学院在学中よりキャリアを重ね、世界各地でコレクションを発表。アーティストとしても活動し、各地のギャラリーや美術画廊で個展を開催。1997年第15回毎日ファッション大賞、2001年大阪芸術賞受賞。

3)ファッション誌編集者が見た日本の1970−80年代。ー若者文化が台頭し、誰もがファッションに熱中した時代だった。

登壇者:田口淑子(フリー編集者)
聞き手:成実弘至 (京都女子大学教授)
日時:2023年12月10日(日)14:00-16:00

田口淑子
1970年、文化出版局に入社以来長くファッション誌の編集に携わる。『highfashion」と『ミスター・ハイファッション」誌の編集長を務めた後に定年退職し現職。

成実弘至
株式会社パルコ、京都造形芸術大学(現:京都芸術大学)准教授を経て、現職。社会学、文化史の観点からファッションを考察する。著書に『20世紀ファッションの文化史』、編著に『コスプレする社会』、共編著に『ファッションを社会学する』など。

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全三回
場所:京都芸術大学 人間館B1 映像ホール(定員100名)
入場無料 要事前参加申し込み(先着順)
予約方法:https://forms.gle/msxVy1TKqgKwtvDD9
お問い合わせ先:fashion1970.80@gmail.com

主催:京都芸術大学特別制作研究助成事業 京都芸術大学芸術教養センター
協力:京都芸術大学資格支援センター
企画:本橋弥生(京都芸術大学教授)

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