2020年8月25日(火)

京都芸術大学の学生とSOU・SOUとのコラボレーション「伊勢木綿プリントてぬぐい・貫頭衣」の販売を開始しました!

プレスリリース

クリエイターの指導のもと、デザインから染色、縫製などの工程を同大学の学生が自ら手がけた約2,000点を超える作品をネットショップで販売。

【本件のポイント】

  • 最前線で活躍するクリエイターの指導のもと、アイデアの考案から制作、販売までを実践で学ぶ授業。
  • 例年は店頭販売だが、今年はオンライン授業で企画が進められ、その販売もオンラインショップという形態に。
  • 美術工芸学科では「伊勢木綿プリントてぬぐい」を、空間演出デザイン学科では「貫頭衣」を制作、販売。

// 概要
京都芸術大学(京都市左京区 / 学長 尾池和夫)美術工芸学科 染織テキスタイルコース3年生26名と空間演出デザイン学科3年生14名が、人気テキスタイルブランド「SOU・SOU」代表で同大学の若林剛之教授と八幡はるみ教授、梅崎由起子専任講師、伊藤正浩専任講師のもと、てぬぐいと貫頭衣の制作、販売をいたします。
デザインや縫製、そしてネットショップの立ち上げとその運営を学生が自ら手がけています。例年とは異なり、学校で学生同士が集まることができないなか、リモートワークで話し合いをし、制作を進めるなど、すべて前例のない大きな挑戦となりました。
両学科それぞれのネットショップは、2020年8月21日に無事オープンし、販売を開始しています。

 

// 販売期間:2020年8月21日〜2020年9月22日

この企画は、最前線で活躍するクリエイターの指導のもと、アイデアの考案から制作、販売までを実践で学ぶカリキュラムのひとつとして、2010年から開講しています。例年であれば、祇園祭に合わせて四条河原町界隈で店頭販売をしており、その人気は、用意した商品がほぼ完売するほど。

しかしながら今年は、新型コロナウイルスの流行のため、オンライン授業で企画が進められ、その販売もオンラインショップという形態をとることとなりました。

美術工芸学科では「伊勢木綿プリントてぬぐい」を、空間演出デザイン学科では「貫頭衣」を制作、販売。素材となる布は、かつて伊勢国(現在の三重県)で生産されていた木綿です。古布のようなざっくりとした風合いを持ち、洗う度に布が柔らかくなっていくという特徴があります。

 

美術工芸学科:伊勢木綿プリントてぬぐい

  • 開催期間:2020年8月21日〜2020年9月22日
  • ショップURL: https://kuatex.stores.jp/
  • 販売商品:七十二侯 伊勢木綿プリントてぬぐい[縦95cm×横35cm]1,000円(税込)、七十二侯 注染てぬぐい[縦95cm×横38cm]1,200円(税込)、1,300円(税込)
  • 参加学生:美術工芸学科 染織テキスタイルコース 3年生 26名
  • SNS:Instagram、Facebook、Twitter @kuatex72

商品は 「伊勢木綿プリントてぬぐい」と「注染(ちゅうせん)てぬぐい」の65種類、約2,000点。染色技法はデザインの自由度が高いデジタルプリントと注染の2種類。注染は、明治時代に大阪で生まれた日本独自の伝統的な技法です。一度に何十枚もの布を染めることができ、重ねた布に染料を注ぎ入れて染めるので、出来上がった手ぬぐいに裏表がありません。染めは手作業で行われるため、手作業ならではの優しさや柔らかさが特徴です。
今年のデザインのテーマは「七十二侯」。二十四節気をさらに3つに分けた期間のことで、それぞれ学生の誕生日をデザインに盛り込みました。

 

 

空間演出デザイン学科:貫頭衣

  • 開催期間:2020年8月21日〜2020年8月28日
  • ショップURL:https://kuasousou.stores.jp
  • 販売商品:貫頭衣(長方形衣・正方形衣・短衣)2,000円〜5,100円(税込)
  • 参加学生:空間演出デザイン学科 3年生 14名
  • SNS:Instagram @sou.sou.kuad

商品は様々な種類の貫頭衣、約110着。 貫頭衣とは、弥生時代に着用されていたシンプルな構成の衣服のことで、袖と身頃が一続きになっており、広げると四角い布になります。スタンダードな貫頭衣から着丈が短くTシャツのように着こなせる正方形衣や短衣も販売。
今年のデザインのテーマは「雲水」。定めない雲と、水が流れてやまないような風景のことで、この伊勢木綿の上でそれぞれの学生たちが雲水を表現します。

 

// 美術工芸学科のプロジェクトリーダー 松井さんより
人と会えない状況の中でも関係性をつくったり、進捗を確認しあったり、企業のみなさんと交渉をしたり……。いつもなら経験できなかったことがたくさんありました。制作だけではなく、いろんな道筋をつくるところも含めて、自分たちの力だけでどこまでできるのか。大きな挑戦だと思っています。
このてぬぐいをきっかけに、めぐりめぐる季節の喜びを感じていただき、日々の暮らしをてぬぐいで彩っていただけたら素敵だなと思います。さらに、染色技術やテキスタイルに興味を持っていただけたら、もっと最高です。ひとりでも多くの人たちに、てぬぐいとの運命的な出会いを果たしてもらえたらと願っています。


// SOU・SOUについて
日本の四季や風情をポップに表現したテキスタイルデザインを製作する京都のブランド。
『新しい日本文化の創造』をコンセプトに、伝統的な素材や技法を積極的に用いながらも、現代のライフスタイルに寄り添うものづくりを展開。地下足袋や和服、和菓子や家具など、多岐にわたるアイテムを製作・販売。
また、様々な分野の企業とのコラボレーションによって、日本のテキスタイルデザインの可能性を広げている。
https://www.sousou.co.jp/


// 参考
以下、美術工芸学科の学生に取材した、学内報「瓜生通信」における記事です。自粛期間の中、すべて前例のない「大きな挑戦」だった今回。その軌跡を追いました。

私たちがひらく、あたらしい道筋 ― SOU・SOU×京都芸術大学「季節と出会うてぬぐい」オンラインショップオープン!
https://uryu-tsushin.kyoto-art.ac.jp/detail/676