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2021年1月20日(水)

  • プレスリリース

京都・祇園のど真ん中に新たな名所が誕生!京都芸術大学の学生と手がける、作家・山本太郎のウォールアートプロジェクト。

京都随一の観光名所である「祇園」。そのど真ん中に古くから位置するビルの入口壁画を、京都芸術大学の学生が作家であり本学教員でもある山本太郎と共に造り上げます。

// 本件のポイント
・井澤英夫氏(井澤ビルオーナー)がPLANET Creations関谷昌人建築設計アトリエを通して京都芸術大学と
行う産学連携事業です。
・ビルの入り口付近の壁面の演出を本学の学生と、作家でもあり美術工芸学科准教授である山本太郎が共に
作り上げます。
・多くの人が行き交う祇園の中心街で、新たなウォールアートを誕生させます。話題になる事間違いなし。
・壁画の施工を学生と山本太郎が行います。その様子を是非ご取材ください。(2021年1月23(土))

 

完成予想図

 

// 概要
京都芸術大学(京都市左京区/学長 尾池和夫)は、産学連携プロジェクトとして、京都東山区にあり祇園商店街に面した、『井澤ビル』の一階店舗入り口にウォールアートを誕生させます。
「ニッポン画」を提唱する日本画家で、本学美術工芸学科 准教授の山本太郎の指導のもと、ドイツと中国からの留学生含む国際色豊かな4名の学生が、およそ1か月間の限られた時間の中でデザインと準備に取り組んで来ました。その設置作業を1月23日(土)に行います。


《壁画施工日・・・取材いただけます。祇園の新たなフォトジェニック空間をぜひ取材ください》
日時:2021年1月23日(土)9:00~17:00
※作業状況により、24日(日)に施工完了となる場合があります。
場所:井澤ビル(〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側266)

 

京都芸術大学(旧名称 京都造形芸術大学)
広報課 担当:作山、市川
TEL:075-791-9112
Mail:kouhou@office.kyoto-art.ac.jp

 

// 今回の取り組みに向けて…
約横9m×縦3mの大きな壁面へ施されるデザインは、山本太郎が考えたベースのもと、学生の意見も反映させながら細部の仕上げを行いました。本作品の強烈で鮮明なイメージはフォトジェニックな空間演出として仕上がり、祇園商店街の道行く人をいざないます。
さらに、本作品の現場施工を作家山本太郎自らが京都芸術大学の学生4名と一緒に行い、長い歴史がある風景の中で今回の壁画がずっと愛されるものとなる様、各々の手作業で想いを添えていきます。

// 担当教員 山本太郎先生(京都芸術大学 教員)より
京都の古い伝統が息づく祇園にあるビルということで、日本の伝統的な柄をベースにすることを決めました。日本の伝統的な柄の中でも自分の作品によく使ってきた流水紋と千鳥の組み合わせとなりました。また、クライアントさんや建築設計の方との打ち合わせを重ねる中で伝統の中にも新しさが欲しいということになり、流水紋の色の組み合わせを紅白にすること、千鳥が単なる千鳥ではなく一羽がドローンの羽を持ったチドローンとすることが決まりました。
流水紋は京都に息づく悠久の時間の流れを表しています。千鳥は祇園町の賑やかさと華やかさを表現しています。流水紋の紅白の組み合わせは日本の伝統的な祝祭性の表現であり、コロナ禍以降に街の賑やかさが戻ることを祈っての作品です。

 

●山本 太郎 (やまもと たろう)
2000年京都造形芸術大学卒業。大学在学中の1999年に、寺社仏閣とファーストフード店が至近距離で混在する京都にインスピレーションを受け、伝統と現代、異質な文化が同居する「ニッポン画」を提唱。日本の古典絵画と現代の風俗が融合した絵画を描き始める。ニッポン画は3つの柱で表される。それは「日本の今の状況を端的に表すこと」、「古典絵画の技法を使うこと」、「諧謔(かいぎゃく)をもって描くということ」。近年は企業等と積極的にコミッションワークを行い、キャラクターを使用した作品も多数制作している。その作風は現代の琳派とも評される。2015年京都市芸術賞新人賞、京都府文化賞奨励賞受賞

https://nipponga.jimdo.com

 

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