2022年9月15日(木)

森羅万象、自然界のリズムを太鼓音楽で表現する意欲作!『鼓童 ワン・アース・ツアー2022~ミチカケ 』を12/3(土)、4(日)に京都芸術劇場 春秋座にて開催。

プレスリリース

学校法人瓜生山学園 京都芸術大学 舞台芸術研究センターは、2022年12月3日(土)と12月4日(日)に『ワン・アース・ツアー2022~ミチカケ』を、京都芸術劇場 春秋座で上演いたします。

 

佐渡島を拠点に、太鼓を中心とした伝統的な音楽芸能に無限の可能性を見いだし、現代への再創造を試みる太鼓芸能集団・鼓童。最新作では、夜明けから深夜まで変わり続ける自然界のリズム「日の出日の入り」「潮の満ち引き」「月の満ち欠け」、私たちが影響を受けている、その長い周期感や「数」に秘められた律動を太鼓音楽で探求します。全曲新曲で上演予定の革新的な意欲作を、春秋座でお楽しみください。

 

・鼓童ワン・アース・ツアー2022~ミチカケ
日時:2022年12月3日(土)、4日(日)※両日とも13時開演 ※開場は開演の45分前
会場:京都芸術劇場 春秋座 (京都芸術大学内)〒606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116
チケット料金:一般 6,000円/京都芸術劇場友の会 5,400円/学生&ユース 3,000円(100席限定)
企画・製作:北前船
出演者(予定):中込健太、住吉佑太、池永レオ遼太郎、北林玲央、米山水木、小平一誠、前田順康、 三枝晴太、渡辺ちひろ、小野田太陽 中谷憧、野仲純平、小川蓮菜
演出:船橋裕一郎
音楽監督:住吉佑太
主催・企画制作:京都芸術大学 舞台芸術研究センター
後援:京都市教育委員会、京都新聞、KBS京都     

 

<公演に関するお問合せ>
学校法人瓜生山学園 京都芸術大学 舞台芸術研究センター
〒606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116
TEL:075-791-9207、FAX:075-791-9438
URL: https:// k-pac.org

広報担当:後藤・西川 t-goto@office.kyoto-art.ac.jp 制作担当:藤井 h-fujii@office.kyoto-art.ac.jp

 

 

・太鼓芸能集団 鼓童        

写真:大森克己

新潟県佐渡島を拠点に太鼓を中心とした伝統的な音楽芸能に無限の可能性を見いだし、現代への再創造を試みる集団です。1981年、ベルリン芸術祭でデビュー。以来52回の国と地域で6,500回を越える公演を行っています。

劇場公演のほか、小中高校生との交流を目的とした「交流学校公演」、ワールドミュージック・クラシック・ジャズ・ロック・ダンスパフォーマンスほか異なるジャンルの優れたアーティストとの共演や、世界の主要な国際芸術祭、映画音楽等へ多数参加しています。

2000年以降の主な活動
2001年 ノーベル平和賞100周年コンサートへ出演。
2002年 「2002FIFA World Cup KOREA/JAPAN」で、公式アンセム曲に参加・オフィシャルイベントへの出演。
2003年 サウンドトラック(音楽 タン・ドゥン)全編に参加の中国映画「HERO」が公開。
2006年 結成25周年を記念し、歌舞伎俳優・坂東玉三郎氏との共演による舞台「アマテラス」を初演。
2007年 歌舞伎座にて「アマテラス」再演。
2012年 坂東玉三郎氏を芸術監督に招聘(~2016年)。
2017年 「幽玄」で坂東玉三郎氏と再共演を果たす。
2018年 歌舞伎座にて新作歌舞伎「幽玄」に演奏で参加。
2019年 19年ぶりの中国ツアー。
「ラグビーワールドカップ2019年日本大会」開会式参加。
「国立競技場オープニングイベント~HELLO,OUR STADIUM~」に出演。

 

・鼓童ワン・アース・ツアー2022~ミチカケ

太鼓芸能としての伝統を守りながらも、常に新しいものを作り出し提示し、その両輪を保ちながら進んできた「太鼓芸能集団 鼓童」。国内外多くの公演実績のなかでも、多様な文化や生き方が響き合う「ひとつの地球」をテーマとした「ワン・アース・ツアー」は世界各地で4,000回を数えます。今回は今までとは異なり、鼓童にとって新機軸となる舞台作品をお送りします。和太鼓が好きな方にも、サウンドアートが好きな方にも楽しんでいただける内容です。
演出は近年鼓童全体の演出を総合的に手掛け、鼓童のクラシックなスタイルを昇華させた代表・船橋裕一郎。
音楽監督は鼓童の要となる楽曲を次々と生み出しているサウンドメーカー・住吉佑太。
この2人がタッグを組み、新たな鼓童の音楽と舞台を創造します。夜明けから深夜まで変わり続ける自然のリズム――日の出 日の入り、潮の満ち引き、月の満ち欠け――など、私たちが影響を受けている、その長い周期感や「数」に秘められた律動を太鼓音楽で追及。鼓童としての伝統やスタイルは大切にしながらも、新たなアプローチ目指した、鼓童にしかできないスペシャルな音楽ワールドを、継続して鼓童公演を開催してきた京都・春秋座でぜひ、生で体感してください!

 

・みどころ

Ⅰ.新たなアプローチで創り上げる、鼓童の新機軸
全6曲すべて新曲で構成される約80分の挑戦作。「リズムを手放す」「偶発性」という、今までとは異なるアプローチから創り出されるサウンドアートともいうべき新曲「ミチカケ」から本編がスタートします。調律桶太鼓「奏」3台のアンサンブルや幻想的な笛の六重奏の新曲、そして、打ち手の魂と揺さぶられる太鼓の音といった鼓童の革新と真髄が立ち上がります。
※調律桶太鼓「奏」:両面で異なるチューニングが設定できる和太鼓。浅野太鼓社長 浅野恭央氏と共同開発したもので「音」にこだわる鼓童と職人の技が生み出した太鼓

 

Ⅱ.周期を音で表現した立体音響作品-多彩な楽器、全方向から音に包まれる劇場空間

写真:木下昂一


太鼓はもちろんのことパイプチャイム、マンジーラ(小型シンバル)など太鼓以外の多彩な楽器を取り入れたことも本作の特徴の一つ。また、楽器を吊り上げ、揺らした中から生まれる様々な音の揺らぎや倍音など、新たな音の広がりにも挑戦しています。原始的な太鼓の音と金属音との融合が生み出す壮大なサウンドスケープ。ヒノキ舞台を有する歌舞伎劇場・春秋座は太鼓の音の粒やより明確に美しく聞こえる劇場です。鼓童が奏でる全方位から音に包まれる生音をぜひ春秋座で体感してください。

 

Ⅲ.新たな舞台表現への挑戦

写真:岡本隆史 衣装デザイナー、堂本教子氏(劇団☆新感線や歌舞伎NEXTなどコンテンポラリーダンス、舞踊、演劇、オペラ等の美術・衣装デザイン製作を広く手がけている)による、従来の鼓童のクラシックなスタイルである半纏から印象を一新した衣装を新規に製作

2010年代、歌舞伎俳優坂東玉三郎氏を芸術監督に迎え、新たな太鼓音楽表現に挑戦。2019年「道」や「40周年記念公演」(共に船橋裕一郎演出)においては、鼓童にとって根幹や原点ともいえる舞台を展開してきました。

2022年冬、いよいよ鼓童メンバー自身による、新たな舞台表現への挑戦が始まります。
船橋裕一郎演出による視覚から聴覚まで、空間全てで一つになる新しい舞台表現をお楽しみください。

 

・演出・音楽監督紹介

船橋裕一郎(演出)
太鼓芸能集団 鼓童 代表。考古学を専攻していた学生時代に太鼓に出会う。1998年に研修所入所。2001年よりメンバーとして舞台に参加、太鼓、鳴り物、唄などを担当する。これまでに「BURNING」などの作曲も手掛け、近年は「道」「鼓」「童」など「ワン・アース・ツアー」はじめ2021年オーチャードで開催された「鼓童40周年記念公演」、2022年新作「ミチカケ」で演出を担当。また、読書やプロレス、寄席や宝塚鑑賞など様々な趣味を持つ。柔らかな口調と人情味溢れる人柄でメンバーの頼れる相談役である。2012年より副代表、2016年1月より代表に就任し、グループを率いている。

 

住吉佑太(音楽監督・出演)
小学2年生より和太鼓を始める。2010年研修所入所、2013年よりメンバー。舞台では主に太鼓、笛を担当。軽やかなバチ捌きを得意とする。また「さすらい」「結」、「巡」、「歩」など、舞台の要となる数々の楽曲を生み出す鼓童のサウンドメーカー。2018年「巡 -MEGURU-」、鼓童浅草公演『歩』(2021年)を演出。2022年新作「ミチカケ」では音楽監督を担当。また音源製作にも積極的に取り組み、デジタルアルバム「Alatane」、「KODO TOGETHER」の製作に携わるほか、中込健太との前衛的即興打楽器ユニット「ケンタタクユウタタク」では、ライブ配信のほか、第二弾デジタルアルバムとカセットテープ「NAYUTA」のリリースも発表した。太鼓音楽のみならず実験音楽やサウンドアートにも興味を持ち、新たな音楽表現の形を模索しつづける、鼓童の舞台のこれからを創りだすキーパーソンの一人である。2021年、香川県文化芸術新人賞を受賞。

 

新曲群を生み出す鼓童のサウンドクリエイターたち

写真(左から): 中込健太、池永レオ遼太郎、 北林玲央、前田順康

気鋭の音を体現する中込健太。
創立40周年記念公演においてオーケストラとの大曲を書き下ろした池永レオ遼太郎。
独自のグルーヴ感とフレージングを使い、これまでに行ってきた『独奏』を3者によるアンサンブルに昇華させる北林玲央。
東京2020パラリンピック閉会式に出演し新たな音楽領域を模索する前田順康ら、鼓童のサウンドをクリエイトするメンバーがあらたな領域に挑む新曲群。気鋭の現代音楽家・日野浩志郎による鼓童への提供楽曲も『ミチカケ』のみどころである。

 

■京都芸術劇場(春秋座・studio21)
2001年に京都芸術大学(旧名称 京都造形芸術大学)内に開設された、国内の高等教育機関では初めて実現した大学運営による本格的な劇場です。主に歌舞伎の上演を想定してつくられた大劇場=春秋座と、主に現代演劇・ダンスの上演を想定してつくられた小劇場=studio21という、まったくタイプの異なる二つの空間から成り立っており、伝統演劇・芸能から最先端のマルチメディア・パフォーマンスまで、現代の多様な舞台芸術(=performing arts)を幅広くカバーできる施設を誇っています。
舞台芸術を通じて京都における伝統と創造の姿を全国へ、そして世界へと発信しています。
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