お知らせ

2022年8月4日(木)

  • プレスリリース

国内唯一、完全オンラインで芸術修士(MFA)が取得できる通信制大学院を2023年度に開設。

京都芸術大学 通信制大学院「芸術専攻(通信教育)」webサイト:https://www.kyoto-art.ac.jp/tg/

 

学校法人瓜生山学園 京都芸術大学 大学院(京都市左京区/学長 吉川左紀子)は、2023年度に完全オンラインで芸術修士(MFA)が取得できる通信制大学院「芸術研究科(通信教育)芸術専攻 修士課程」を開設します。

 

近年、芸術系の修士課程に対する社会的な関心が高まっています。ビジネスシーンにおいては、アートやデザインの思考が注目されていることに加えて、芸術修士号の取得を期待されることも珍しくありません。さらに、コロナ禍において学びの意義が再認識され、オンライン学習も浸透してきました。本学大学院では、多様な志向に対応するために、完全オンラインで修士研究を進め、社会のさまざまな場に、芸術の専門的な知見と技量を身につけた人材を送り出す大学院を開設します。

 

・3つのポイント
①国内唯一、完全オンラインで芸術修士(MFA)を取得可能
充実した教育内容が、通学0日・完全オンラインで得られます。学習用webサイト「airU(エアー・ユー)マイページ」やオンライン会議システムZoom等を活用。レポート・作品提出、動画講義、個人ワークまたはグループワーク、研究記録、個別指導等をすべてweb上で行うことで、忙しい社会人でも限られた時間のなかで存分に学べます。本大学院を修了すると、領域によって「修士(芸術)」(MFA)または「修士(学術)」(MA)が授与されます。

②年間学費36万円~。学びを諦めないための学費設定
これまで「通信による芸術研究」に興味をもちながらも、最終的に入学を断念してしまう理由の一つとして挙げられるのが「学費の負担」でした。本大学院は、オンライン学習環境を最大限に活用した学習システムを整えることで、経済的な理由で進学を断念せざるを得なかった方にも、広く学びの門戸をひろげることが可能になりました。

③オンライン完結だから、さまざまな業界で“今”活躍する人が集う
コロナ禍以前から本学独自の学習用webサイト「airUマイページ」などを駆使して蓄積してきた通信教育のノウハウを活かし、オンライン完結の学習環境を実現することで、日本全国、さらには海外のさまざまな業界で、“今”活躍する人たちが集える大学院を実現します。

 

・領域紹介

◎学際デザイン研究領域
「旧きを知る文化・伝統の探究力」と、「現在~未来を構想するデザイン思考の創造力」を両軸に、地域や社会の課題を解決し、創造的に働きかけられる人材を育成します。グループワークによるアクティブ・ラーニングを用いて、徹底したピア・ラーニングの対話と、オンライン学習環境だからこそ実現できる細やかなフィードバックにより、習熟度を効果的に高めます

◎コミュニケーションデザイン領域
グラフィックデザイン、映像デザイン、空間デザインの3つの専門領域を軸に、「社会課題」を見つけ、具体的な「戦略とデザイン」で未来にイノベーションを起こす人材を育成します。

◎文芸領域
作家、編集制作や記事執筆で独自のメディア活動を志す方など、書くことを仕事やライフワークとしたい方を対象とする、本格的な指導の場です。「小説創作」または「編集制作」ゼミに所属し、各分野のプロフェッショナルを目指せるレベルへの到達を目指します。

◎芸術学・文化遺産領域
芸術学分野(芸術理論、西洋美術史、日本・東洋美術史)または文化遺産分野(歴史遺産、芸能史・伝統文化)に所属し、専門性を高めた本格的な研究を開始し、研究者の道を後押しします。

◎写真・映像領域
200年の歴史を持つ写真・映像の多様性と深さを体感しながら、自己の個性に直結した表現や、社会と写真の新たな関わり方を企画・提案・発信する力を身に付けます。作家・制作者に限らず、研究者、写真・映像編集者、ギャラリスト、アーキビスト、兼業作家等、写真・映像に関わる人材を広く募集し、世界とつながりを持つ写真・映像活動の担い手を育成します。

◎美術・工芸領域
日本画分野、洋画分野…各自がこれまでに育んできた絵画表現をさらに発展させるために、考察と技法習得を積み上げ、より幅広く深い表現を目指します。オプション(有料)で対面による実践指導の講座も受講可能です。
工芸デザイン分野…手技による根源的な営みを「工芸デザイン」として見つめ直し、これまでの工芸観の再構成を試みます。陶、漆、金属、テキスタイルをはじめとした工芸のこれからを、複合的な視点から探り、制作や実践活動につなげます。

 

・募集概要
■出願期間
2023年1月23日(月)~2月21日(火)[消印有効]
※web手続きと郵送での書類提出。募集要項は10月上旬公開予定。

■募集定員
450名

■学費
芸術学・文化遺産領域、文芸領域:授業料(年間)37万5千円
美術・工芸領域、写真・映像領域、コミュニケーションデザイン領域、学際デザイン研究領域:授業料(年間)36万円
※初年度は入学金10万円、入学選考料3万5千円が別途必要。

■入学説明会 8/24(水)
通信制大学院特別イベント 8/24(水)19:00-20:30(オンライン、事前申込制)
「今の社会で求められる芸術の力とは?」をテーマにした上村博研究科長によるスペシャルトークに加え、本学大学院の紹介と進学のために必要な準備についてお話します。
▼イベント申し込みフォーム
https://cc.kyoto-art.ac.jp/webapp/form/19365_vqcb_221/index.do

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https://cc.kyoto-art.ac.jp/webapp/form/19365_vqcb_220/index.do

 

・芸術研究科長 上村博より

本大学院修士課程芸術専攻(通信制)は実践的な研究制作指導によって、新たな価値創出に取り組む研究機関です。本格的な芸術研究の場を、さまざまな地域、世代、職業の方に開くことで、これまでにない芸術的・学術的協同作業が可能になります。自分の制作研究上の関心を本専攻のなかで研ぎ澄まし、専門的能力をさらに次の局面へと展開したい方は、ぜひ本大学院に集まってください。社会の中から新しい芸術を、そしてまた芸術の力で新しい社会のかたちをつくりましょう。

 

京都芸術大学 通信制大学院「芸術専攻(通信教育)」webサイト
https://www.kyoto-art.ac.jp/tg/

 


京都芸術大学 大学院は、完全オンラインで修了まで学べる「芸術専攻(通信教育)(完全オンライン学習)」の他に、キャンパスでの対面学習による小人数のゼミ指導を行う「芸術専攻(対面学習)」と、京都・瓜生山キャンパスや東京・外苑キャンパスなどでの集中授業と遠隔授業とを併用した「芸術環境専攻(対面+オンライン学習)」の3つの専攻を2023年度に開設します。詳細は以下のwebサイトをご覧ください。
https://www.kyoto-art.ac.jp/lp/graduate/

 

■京都芸術大学通信教育部 https://www.kyoto-art.ac.jp/t/
1998年開設。会社員、主婦、定年後など、あらゆる立場や職業の人々が、北海道から沖縄、海外からも集う、日本で初めての4年制の通信制芸術大学です。社会人にとって学びやすい学習用Webサイト「airU(エアユー)」を整備し、時間や場所を選ばずに学ぶことができる仕組みを整えています。また、20年余りの実績を持つ細やかな添削指導も特長の一つです。
学科編成:4学科16コース(芸術教養学科、芸術学科、美術科、デザイン科)
在籍者数:13,719名 ※通信教育部芸術学部 正科生、2022年5月1日現在

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