社会実装プロジェクトとは
京都芸術大学は、開学の理念として、「藝術⽴国」「京都⽂藝復興」を掲げ、「社会の変⾰に役⽴てる⼈材の育成」を教育⽬標に掲げています。その本学が取り組んでいるのが、「社会実装プロジェクト」です。
プロジェクトの多くは、実際の社会(企業や自治体等)との関係の中で、学生の皆さんの社会参加や、芸術による社会貢献ができる人材の育成を目的としています。もう少し具体的にいうと、実際の「仕事」を通じて、皆さんが社会に出て行く時に必要となる力=「社会人基礎力」を身につけてもらうためのプログラムです。所属する学科やコースを問わず、本学の学部生であれば誰でも参加可能です。
プロジェクトへの参加応募は、本学通学課程の学生に限ります。
リアルワークプロジェクト(芸術教養センター)
企業や自治体が抱える課題をアート・デザインの力で解決するプログラム。「クライアントのニーズをとらえ、課題を発見し、リサーチする」という一連の流れの中で、企画提案やものづくりを実践。商品開発からまちづくりまで、多様なプロジェクトに学科や学年を越えたチームで取り組みます。
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一定の条件を満たしたプロジェクトは、芸術教養科目または自由選択科目・準正課科目として単位が認められます。
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学科・学年を越えたプロジェクトチームで取り組むため、領域を越えた仲間がつくれます。
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プロジェクト指導のプロが集結。長年蓄積されたノウハウで「社会人基礎力」が身につきます。
2026前期 芸術教養センタープロジェクト説明会
- 応募希望の方は、必ず参加してください。
在学生(新2~4年生)
3月24日(火) 10:30~11:00 @Zoom
URL:https://us06web.zoom.us/j/83906439853?pwd=KtulWE97JUWaLU3SKPnMI2zkcDRTJU.1
ミーティング ID: 839 0643 9853
パスコード: geikyo2026
新入生
4月2日(木)16:00~17:00 @春秋座
エントリー締切日
社会実装PJ(南座・粟田・フコク・お化け屋敷)
在学生:2026年3月24日(火) 17時まで
新入生:2026年4月6日(月) 17時まで
手しごと職人PJ
在学生・新入生:2026年4月6日(月) 17時まで
夏祭・瓜生山大作戦PJ
在学生・新入生:2026年4月22日(水) 17時まで
松尾スズキリアルワークPJ
在学生:2026年3月25日(水) 15時まで
新入生:2026年4月2日(木) 20時まで
- 募集要項を参照の上、該当する科目の履修登録も行ってください。
プロジェクト紹介
前期募集
【社会実装PJ】南座看板制作プロジェクト
四条大橋の東にある「南座」は、歌舞伎発祥の地に建ち、400年の歴史と伝統を受け継ぐ劇場です。その劇場に掲げられる横幅10メートルを超える一文字看板は、とてもダイナミックで注目度抜群です。このプロジェクトでは、演目に合わせてデザインを提案し、チーム一丸となって制作します。
【社会実装PJ】粟田大燈呂プロジェクト
京都東山にある粟田(あわた)神社。千年の歴史を持つ粟田祭はこの社最大の祭礼行事です。天保3年以前で途絶えたと言われる「夜渡り神事」を180年ぶりにアートの力で復活させ、今年で19年目。神社や周辺地域の歴史・伝承等をリサーチし、祭の行列にふさわしい大きな灯篭を創ります。
【社会実装PJ】フコクアトリウム空間プロデュースプロジェクト〜夏の巨大壁画制作~
JR大阪駅前にある大阪富国生命ビルの地下2階から地上4階にわたる吹抜けアトリウム空間「フコク生命(いのち)の森」を、巨大な平面作品を通してアート空間にしつらえます。芸大生ならではのアイデアや表現力を発揮して多くの人を魅了することができる本格的な制作系プロジェクトです。
【社会実装PJ】フコクアトリウム空間プロデュースプロジェクト〜冬のオブジェ制作~
大勢の人々が行き交うJR大阪駅前にある大阪富国生命ビルの地下2階から地上4階にわたる吹抜けアトリウム空間「フコク生命(いのち)の森」に、立体アート作品を制作し、心あたたかな空間にプロデュースします。展示計画から、搬入・搬出まで一連のプロセスを学び、貴重な経験を手にすることができるプロジェクトです。
【社会実装PJ】学園祭お化け屋敷プロジェクト
学園祭の大人気企画である「学園祭お化け屋敷」の企画・立案のプロセスを学ぶことができるプロジェクトです。「人はなぜ怖いものに惹かれるのか」「本当の恐怖とは何か」をホラー映画やWebなどを使ったグループワークで学びながら、企画の「軸」となるストーリーを作り、お化け屋敷内の部屋の場面設定や内装を企画、制作していきます。
【リアルワークPJ】手しごと職人のまち東山プロジェクト
京都市東山区の職人工房を訪ね、手しごとの現状を調査し、職人の生き様や技術の真髄に触れ、ものづくりの魅力を広く発信することを目的としたプロジェクトです。手しごとの良さや技術を見直すことで、大量生産の世の中の人々の価値観を変えられると考えています。多種多様な職人さんとの出会いの中で社交性やコミュニケーション能力を培い、職人さんと一般の方々との架け橋になれるよう取り組む活動に参加してみませんか?
【リアルワークPJ】夏祭・瓜生山大作戦プロジェクト
本プロジェクトは、夏祭りの企画・運営を通じて、組織を動かす「完遂力」を養う場です。最大の特徴は、8月下旬に京都の「地蔵盆」の現場に入り、運営を支援しながらフィールドワークを行います。伝統行事の運営手法や地域コミュニティの在り方をリサーチし、その知見を学内祭りのマネジメント(予算管理、工程表作成、チームビルディング)へ還元します。感性と論理を融合させ、唯一無二の夏を自分たちの手で創り上げましょう!
photo: 面髙 真琴
松尾スズキ・リアルワークプロジェクト
作家・演出家・俳優・大人計画主宰・シアターコクーン芸術監督である松尾スズキ教授と共に舞台芸術作品を考察するプロジェクトです。2026年度の授業では松尾氏の作品『マシーン日記』を題材に「演出論」「作劇論」「演技論」など舞台芸術に纏わる様々な方法論を松尾氏が4名の俳優に実際に演出する過程を見る(体験する)ことにより、思考力・発想力がいかに作品(クリエイティブ)に繋がっていくのか、またそのため必要な構想力・行動力を身につけます。
エントリーはこちら。
後期募集
coming soon
プロジェクト演習科目に関するお問い合わせ
芸術教養センター(プロジェクト担当)まで
ウルトラプロジェクト(ULTRA FACTORY)
美術作家ヤノベケンジがディレクターを務める空前絶後の教育機関ULTRA FACTORYによるプロジェクト型実践演習「ウルトラプロジェクト」。今年も第一線で活躍するアーティスト・クリエイター・編集者などを迎え、現代美術から伝統工芸、演劇、映像表現、編集やイベント企画など多岐にわたるプロジェクトを展開します。
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一定の条件を満たしたプロジェクトは、芸術教養科目または創造学習科目の中の演習科目(プロジェクト演習)として単位が認められます(一部例外あり)。
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同時代に活躍するアーティスト・クリエイター・編集者との協働!最前線のクリエイションの現場に立ち会えます。
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普通見ることができないプロの現場を体験することで、制作スキルや思考力・社会で通用する実践力を身につけることができます!
2026 ウルトラプロジェクト説明会
4月2日(木)18時~19時30分@J41教室
エントリー期間
3月30日(月)~4月13日(月)17時
米山舞×ヤノベケンジ「PROJECT ULTRA-W」のみ4月7日(火)17時
- ウルトラプロジェクトエントリーフォームより応募してください
エントリー締切日
新入生・在学生共通:2026年4月13日(月)17時
米山舞×ヤノベケンジ「PROJECT ULTRA-W」のみ4月7日(火)17時
プロジェクト紹介
前期募集
米山舞 × ヤノベケンジ「PROJECT ULTRA-W」|米山舞・ヤノベケンジ
アニメーション界で独自の世界観を築く米山舞と、現代美術の第一線で活躍するヤノベケンジ。この二人のクリエイターによる共同企画「PROJECT ULTRA-W(ウルトラ・ダブル)」が2026年度も始動します。昨年大きな反響を呼んだプロジェクトが、今年もさらにパワーアップして帰ってきます。今年は2人が関西各地で多数の展覧会プロジェクトを展開予定。本プロジェクトではその活動と連動し、制作メンバーを募集します。ファクトリーでの制作現場から展覧会場での設営・展示まで、リアルな制作の最前線を間近で体験できます。異なる分野のトップクリエイターの現場に直接関わり、通常のプロジェクトの“倍(ダブル)”の経験を得られる特別なチャンスです。挑戦したい学生の参加をお待ちしています!
- 資料記載の内容や画像について、無断転載や引用、関係者以外への共有、SNSへの投稿は禁止です。
野外水上劇「大姥百合 オオウバユリ」作演出:やなぎみわ 六甲ミーツ・アート
photo by bozzo
やなぎプロジェクト|やなぎみわ
美術作家でありながら演劇の世界にも活動の場を広げ、その両域を往還しながら創作を行うやなぎみわによるプロジェクト。今年は中之島美術館(会期4月25日~7月20日)の会期中に行われる舞台公演、イベント、撤収作業などへの参加をメインとして、多岐にわたる内容からやなぎみわの活動の制作面、思考面に触れていきます。また、11月に開幕する海外展覧会と舞台公演の準備も予定しています。
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ULTRA_Sandwich #22|名和晃平
Sandwichは、彫刻家・名和晃平が2009年に京都・伏見にて創設したクリエイティブ・プラットフォームです。現代アート、舞台芸術、そして建築まで、アーティストのビジョンを具現化し、京都から国内外へと発信します。本年度は、振付家のダミアン・ジャレと名和の協働によるパフォーマンスアートのワークショップを筆頭に、国内外でのプロジェクトに向けた制作やリサーチを行います。また「眠れる創造性の開花」をテーマに、子どもの可能性を広げる学びの場をつくりだす「intoART」プログラムに携わります。名和やSandwichスタッフのほか、アーティスト・イン・レジデンスに訪れるアーティストや学生たちとも連携をはかりつつ、多様なメンバーとともに制作の最前線に飛び込んでみてください。
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明和電機UMEツアープロジェクト2026|明和電機 土佐信道
「オタマトーン」や「SUSHI BEAT」など、ユニークなガジェットでアート&パフォーマンスを展開する「明和電機」によるプロジェクト。明和電機は、昨年実施した社長のひとり全国ツアーを今年も開催!2026年は6月から8月にかけて社長が47都道府県でライブを行います。本プロジェクトでは7月12日に開催する京都公演に向けて3つのチームに分かれて活動を行います。①明和電機が新開発したロボット人形を用いてパフォーマンスをする「ロボット人形劇団」と②舞台装置の制作とパフォーマンストレーニングも実施する「舞台制作」、③ライブ運営、観客動員、物販などを行う「マネジメント」に分かれ、京都でのコンサートに関わります。
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BYEDIT|多田智美・竹内厚
さまざまな人の知恵や技術を掛け合わせて何かを生み出していくことは、編集の力のひとつです。BYEDITは、「編集」の力を使いながら、ウルトラファクトリーから新たなメディアを立ち上げるプロジェクトです。1年間ゆるゆると編集会議をしながら、「メディアをつくる」「出来事をつくる」を実践していきます。加えて、ウルトラファクトリーの機関紙となる『THE ULTRA』の編集・制作を担当。過去には4か国語表記や、すべて開けばA0判型(長辺1m以上!)となる巨大な紙面、ファクトリーを活用したファッション写真撮影などの企画を実現しましたが、今年度の編集方針、企画案などは集まった学生と編集会議を重ねた上で決定します。
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BUYBYPRODUCTS PROJECT|副産物産店・松本尚子・中村紀章・水迫涼汰
アーティスト、建築家、デザイナーがディレクターとなり、ウルトラファクトリー内にBUYBYPRODUCTS Circulation Studio という拠点をつくって活動するプロジェクトです。継続してプロジェクトで行っている大学内の工房で出る廃材(副産物)を利活用する資材循環の取り組み「みどりの箱」の運用と、資材提供イベント「みどり市」を学内外で開催します。また今年度は、矢津吉隆のディレクション、木村松本建築設計事務所の設計で東九条に建設中のアーティストアパートメント「ON THE A.I.R.」内で使用する什器等の設計制作や古民家の改修など、ディレクターの専門領域を活かした企画を随時行っていきます。
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MILESTONES|細尾真孝
元禄年間(1688年)に創業した西陣織の老舗「細尾」が所蔵する江戸時代からの手書き図案約2万点をデジタルアーカイブ化し、伝統素材を世界のラグジュアリーマーケットで戦う武器へと変換していくプロジェクトです。「細尾」は西陣織による革新的なテキスタイルの開発に積極的に取り組んでいます。プロジェクトでは、帯図案のアーカイブからの商品開発、インテリア、ファッション、アート、サイエンスなどさまざまな分野での協働企画も予定しています。
- 資料記載の内容や画像について、無断転載や引用、関係者以外への共有、SNSへの投稿は禁止です。
ウルトラプロジェクトに関するお問い合わせ
ウルトラファクトリーオフィス 徳山・浦田
京都伝統文化イノベーション研究センター(KYOTO T5)
KYOTO T5は、京都における伝統文化の継承・発展に寄与することを目的とし、伝統文化資源のリサーチ、アーカイブおよび公開、事業化(製品化→販売)を推進する研究センターです。その研究活動には海外の関心も集め、RCA(Royal College of Art)およびHEAD(ジュネーヴ造形芸術大学)との共同研究や、日本国内の企業や自治体の共同案件も多数実施しています。その取り組みは「GOOD DESIGN AWARD(2019-2021)」も3年連続で受賞するなど、国内外から注目をされています。
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京都の大学で学ぶなら、世界が注目する京都に内在する価値に気づかずに卒業するのはもったいない!
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リサーチ→発信→商品開発のサイクルを回すことで、アイディアを生み出し、形にし、それを発信する力が身につきます。
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「伝統工芸だから」「京都だから」だけでは簡単にモノが売れないことを知り、その障壁を絶え間ない試行錯誤で取り除く経験を積むことができます。
- KYOTO T5の活動に単位配当はありません。
2025年度 KYOTO T5説明会
2025年4月18日(金)18時
会場につきましては、人間館エレベーター前、知勇館入口、および相照館の各種ポスターにてご確認いただけますようお願いいたします。
公式HP、SNS
Twitter:https://twitter.com/KYOTO_T5/
Instagram:https://www.instagram.com/kyotot5/
最新の活動情報はこちらからでもご確認いただけます。
応募上の注意事項
毎週の定期ミーティングに向けて、各自、各チームでリサーチや発信、商品開発の活動を行います。そのため、他のプロジェクトと同時期に参加することは容易ではありません。
京都伝統文化イノベーション研究センターに関するお問い合わせ
KYOTOT5 吉田
起業支援ーアート・アントレプレナーシップ教育プログラム
アントレプレナーとは、一般的には「ゼロから会社や事業を創り出す人」(起業家)のことを言います。
ここから派生した言葉「アントレプレナーシップ」は「起業家精神」、つまり自分でゼロから事業を起こそうとする精神を意味します。
学生みなさんのスタートアップを支援する取り組みとして、大学から生まれる優れた技術の実用化を目指した取り組みや、起業家精神を持つ人材を社会のニーズやミッションに適応させるアントレプレナーシップ教育を展開します。
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最大6か月をかけて、企業家精神を育てるところから、ビジネスプランニングのサポートを通し、最終的には学生起業家の輩出を目指す教育プログラムを用意しています。
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本学の学生のプログラムに加えて、他大学の起業意欲を持った学生がコラボレーションするプログラムを用意。特長の違いを活かし合うことができます。
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学内外のメンターによる支援を受けることが可能です。
- アート・アントレプレナーシップ教育プログラムの活動に単位配当はありません。
KUAアートインキュベーターズ
京都芸術大学では、起業支援の取り組みとして「 KUA アートインキュベーターズ」を発足し、自らキャリアを選択できる “ サバイバル能力 ” の養成を目的とした起業家的人材育成を行っています。
詳細はこちら :https://kua-art-incubators.com