藝術立国− 平和を希求する大学を目指して −
「藝術立国―平和を希求する大学をめざして―」（2007年）の全文をお読みいただけます。
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京都文藝復興
「京都文藝復興」（2000年）の全文をお読みいただけます。
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まだ見ぬわかものたちに
「まだ見ぬわかものたちに―瓜生山学園設立の趣旨―」（1976年）の全文をお読みいただけます。
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通信による芸術教育の開学にあたって
「通信による芸術教育の開学にあたって」（1998年）の全文をお読みいただけます。
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創設者・德山詳直について
1930年5月13日、隠岐の島（島根県隠岐郡海士町）生まれ。戦後間もない1948年に同志社外事専門学校に入学、1950年に同志社大学法学部政治学科へ進学するも、隣国で勃発した朝鮮動乱に抗議する運動に身を投じたことから、数回にわたり逮捕・拘留されることとなった。拘置中に差し入れられた奈良本辰也著『吉田松陰』に感銘し、吉田松陰が終生にわたって德山の思想的な礎になる。近代西欧文明が行き詰まることを早くより看破し、松陰や岡倉天心に深く傾倒しながら、藝術の力による国づくり「藝術立国」を志して、東洋の思想を基盤にした藝術教育に生涯を捧げた。1977年に京都造形芸術大学の前身である京都芸術短期大学、1991年に京都造形芸術大学、1992年に東北芸術工科大学（山形市）、1993年に財団法人日本文化藝術財団（東京）を創設。また、1998年に芸術大学で初めてとなる通信教育課程を設置し、2005年には「こどもこそ未来」を掲げて幼児保育機関「こども芸術大学」を、2010年には東京・明治神宮外苑に藝術の生涯学習機関「東京藝術学舎」を開設した。現在、これらの学び舎で藝術教育を受けた人々が、さまざまな分野で活躍している。2014年10月20日逝去。著書に『藝術立国』がある。
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故人へのメッセージ（弔辞）
60代 / 男性
京都芸術短期大学 / 教職員（元・現）
短大、大学の創設に「造園」「ランドスケープ」「環境デザイン」を通してご一緒できたことは、生涯の宝です。「まだ見ぬ若者たちに」に始まり、大学内外で、1979年には中国西安、シルクロードの旅でも、私は理事長から多くを学びました。世の矛盾を憂い、隣人や次世代にも心を配り、新たな未来を開こうとする気骨ある「男」をまたひとり失うことになりました。しかし、薫陶を受けた者達がまだおります。
どうぞ、安らかに天国で見守ってください。
忘れられないことば（語録）
60代 / 男性
京都造形芸術大学（通信） / 在学生
「暇ができたからとか、ちょっと小遣いができたから入学したなどと中途半端で生ぬるいことではだめなんだ」、「芸術を通して世の中のことを考えよう」、「私もあと10年は頑張る」という力強い言葉をお聴きました。
さすがオヤジさん、本音ですごいこと言うなあと思いました。
スクーリングには、遠方のため飛行機で往復していますが、毎回毎回真剣に取り組むよう心掛けています。
やっぱり、この大学に入ってほんとによかったと思います。
心より感謝の気持ちとご冥福をお祈りいたします。
忘れられないことば（語録）
40代 / 男性
その他 / 一般
「私はガンジーを非常に尊敬しています。とことん武器を持たずに戦うあの姿勢を尊敬している。」(同書29頁)
私は、徳山詳直先生にお目にかかることはついにかないませんでした。先生の言葉に触れ、京都造形芸術大学が、高邁な思想のもと教育を行っておられることに感銘を受けています。現代の「大学は就職のためのパスポートを得る機関に成り下が」(同書26頁)っているとするならば、いよいよ貴学の教育は肝要となられるのでしょう。
